無尾目 anura
現生56科458属7100種以上。幼体から成体に至るまでの間に劇的な変化を遂げるのが本目で、極地を除き世界的に見られる。幼体時には水から離れて生きることはできず、鰓を持ち、四肢がなく尾が発達しているが、成体に近づくと後肢、前肢が順番に発生し、尾は消失する。成体は肺呼吸に変化し、四肢は後肢が著しく発達し、跳躍を行い、雄は発声する。
無尾目は中生代に出現し、新生代になって著しい分化を遂げた。有尾目・無足目よりもはるかに広範囲分布にするが、原始的な群は分布域が限られていることもある。
分類
無尾目に含まれる掲載中の分類群
無尾目に含まれる種
現在6種掲載
参考文献
- 岩槻邦夫・馬渡俊介 監修 『脊椎動物の多様性と系統』 裳華房 2006年9月25日
- 松橋利光 奥山風太郎 『山渓ハンディ図鑑9 増補改定 日本のカエル』 山と渓谷社 2015年6月25日
- 日本爬虫両生類学会 編 『新 日本両生爬虫類図鑑』 サンライズ出版 2022年1月20日 電子版第2版
- Catalogue of Life