ジョウビタキ
基礎情報 | |
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学名 | Phoenicurus auroreus |
大きさ | 全長14cm、翼開長22cm |
分布・時期 | 冬鳥として日本全国へ渡来 10月〜3月頃 |
生息環境 | 平地から低山の林縁、疎林、農耕地、市街地の緑地、人家の庭先など |
食物 | 昆虫、木の実など |
分類
- 生物図鑑
- 動物界 animalia
- 脊索動物門 chordata
- 鳥綱 aves
- スズメ目 passeriformes
- ヒタキ科 muscicapidae
- ジョウビタキ属 phoenicurus
特徴・形態
雄は頭上から後頸にかけて灰白色で、顔から喉までが黒。背と翼は黒褐色で羽縁は色が淡い。初列風切の一部と次列風切、三列風切の基部は白く、翼を閉じた状態でも白斑が目立つ。胸以下の下面はオレンジ色。尾羽も中央を除く外側はオレンジ色。嘴と脚は黒い。コントラストの鮮やかな雄に対して雌は全体が灰褐色で下腹、下尾筒、上尾筒と体下面が淡いオレンジ。次列風切基部の白斑は範囲が狭い。
分布・観察時期・生息環境
アジア東北部で繁殖し、冬期に南下する。日本では冬鳥として全国に渡来。開けた環境を好み、平地から低山の林縁、疎林、農耕地、緑の多い公園など、また人家の庭先にもよく見られる。
生態
非繁殖期は雌雄とも一羽で生活する。日本への渡来直後は目立つ場所で鳴き、縄張り宣言をする。食物は昆虫や木の実など。日本での繁殖例は1983年の北海道の上士幌町での記録の他、2010年に長野県諏訪郡富士見町で2例目、2012年に北海道の上川町で3例目が報告されている。
参考文献
- 樋口広芳他 『日本動物大百科(4)鳥類Ⅱ』 平凡社 1997年
- 森岡弘之 編集 宇田川龍男 原著 『原色新鳥類検索図鑑』 北隆館 2003年 新版
- 真木広造 『名前がわかる野鳥大図鑑』 永岡書店 2012年
- 中川雄三 監修 『ひと目でわかる野鳥』 成美堂出版 2012年
- 真木広造他 『日本の野鳥650』 平凡社 2014年
- 叶内拓也他 『新版 日本の野鳥』 山と渓谷社 2014年
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