串本の海の生き物たち

  • シマウミスズメ
    シマウミスズメ

    撮影:2013年9月12日そのいでたち、まさにに紀州の青い稲妻!!初めて出会った時の衝撃は忘れられません! 図鑑で確認

  • チョウチョウウオ
    チョウチョウウオ

    撮影:2013年9月12日紀州の海では潜れば出会えるチョウチョウウオ。この個体は一際黄色みが目立ちます 図鑑で確認

  • カワハギ
    カワハギ

    撮影:2013年9月12日釣りで大人気のカワハギ。釣りはできないので、当時これが美味しい魚だとは気がつきませんでした 図鑑で確認

  • メジナ
    メジナ

    撮影:2013年9月12日この魚もとても美味釣りでは非常に人気!どう食べても美味しく味のわりに安価とのこと 図鑑で確認

  • チョウチョウウオとメジナの混泳
    チョウチョウウオとメジナの混泳

    撮影:2013年9月12日よく混泳する姿が見られるチョウチョウウオとメジナ

  • カゴカキダイ
    カゴカキダイ

    撮影:2013年9月12日数匹で群れる習性のある魚。流通はしませんが、こちらも美味とのこと 図鑑で確認

  • シマウミスズメ
  • チョウチョウウオ
  • カワハギ
  • メジナ
  • チョウチョウウオとメジナの混泳
  • カゴカキダイ

本州最南端、海の生き物のアジト

今回紹介する写真は本州最南端の和歌山県串本町、紀伊大島という場所で撮影されたものです。諸々の事情で10年前の写真なのは非常に申し訳ないのですが(笑)
この周辺の海域は黒潮の影響を受けるため、サンゴを中心とした熱帯の生物群が形成され、世界の珊瑚礁の北限とも言われる貴重な環境です。
この場所へのアクセス

海水浴場周辺の岩場
海水浴場周辺の岩場

串本町沿岸の海にはこのような切り立った巨大な岩石が立ち並ぶ場所が多くあります。

海の生き物の棲家
魚たちの棲む岩場

紀伊半島には透明度の高い海が沢山ありますが、町周辺の海水浴場は必ずしもそうでもないので、少し離れた場所が生き物の観察には最適なのですが、当時私はとにかくこの周辺を散策して見たいという気持ちばかりで、撮影スポットを知っていたわけではありませんでした。ですので、ここを発見できたのは偶然の幸運だったのです。
期待を大きく上回る透明度と沢山の生き物の姿に、まさに驚きの連続でした!

串本のトゲアシガニ
トゲアシガニ

房総半島から九州、沖縄までに分布するカニで、この辺りでもよく出会います。

串本のホンナガウニ
中部日本以南に分布するホンナガウニ
串本のクシハダミドリイシ
クシハダミドリイシ

紀伊大島の海を彩るサンゴたち。串本町沿岸の海は、2005年以来世界的に重要な湿地などを保全するラムサール条約の登録地の一つで、これらのサンゴも保護対象です。非サンゴ礁では世界唯一の登録地となります。

串本のサンゴの群落
サンゴの群落
串本のウミシダ
ウミシダの一種
串本のナマコ
ナマコの一種

この場所へのアクセス

本州最南端の海はいかがでしたでしょうか。紀伊半島で串本町に最も近い場所の空港は白浜町で、車で約1時間強です。本州の主要な都市からは隔たりのある場所ですが、この周辺では懐の深い自然に出会うこともできますので、是非お立ち寄りになることをお勧めします!

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