シマウミスズメ

基礎情報
学名	Lactioria fornasini
大きさ	全長15〜23cm
分布・時期	房総半島〜屋久島の太平洋沿岸、伊豆・小笠原諸島、長崎県〜薩摩半島の九州西岸、琉球列島
生息環境	通常6〜30m程度の浅い岩礁に生息
食物	甲殻類等の小型の底生生物

特徴・形態

全長15〜23cm。六角形の鱗が全体として台形状の外骨格を形成し、口、各鰭と尾部のみが可動。背部中央が隆起し、その部分から棘が後方に伸びる。黄褐色の体表は青い不規則な線状の模様が散在するが、死後は消失する。

国内は房総半島〜屋久島の太平洋沿岸、伊豆・小笠原諸島、長崎県〜薩摩半島の九州西岸、琉球列島等。国外は東シナ海沿岸、済州島、台湾、インド〜太平洋、大西洋南東部、南アフリカ南島沿岸に分布。
通常6〜30m程度の浅い岩礁に生息するが、水深130m付近でも見られる事がある。

岩礁の浅瀬で単独行動し、甲殻類等の小型の底生生物を摂食する。外骨格と体表の毒素により外敵が少ない。