チョウチョウウオ
基礎情報 | |
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学名 | Chaetodon auripes |
大きさ | 全長20〜24cm |
分布・時期 | 主に南日本の太平洋沿岸。伊豆〜小笠原諸島、琉球列島 |
生息環境 | 岩礁、珊瑚礁 |
食物 | サンゴのポリプ、動物プランクトン等 |
分類
特徴・形態
全長20〜24cm。全体が黄色で、頭部に太い黒色横帯とその後ろ側に半分程度の太さの白色帯がそれぞれ通り、体側に多数の淡い褐色縦線が平行に通る。尾鰭の後縁は無色。
幼魚では目玉状の斑紋が見られることも。
分布・生息環境
青森〜九州間で主に南日本の太平洋沿岸で見られ、伊豆〜小笠原諸島、琉球列島、朝鮮半島南岸から南沙諸島周辺までの南シナ海沿岸の岩礁〜珊瑚礁に生息。
生態
温帯に適した種で珊瑚礁に依存した生活を送るが、約10度の低水温にも耐える。
2匹で泳いでいることが多いが、時々10匹程度の群れを作ることもある。
参考文献
- 吉野雄輔 『改訂版 日本の海水魚』 山と渓谷社 2018年
- 小西秀人 『写真探索・釣魚1400種図鑑』 株式会社KADOKAWA 2019年
- 中坊徹次 『小学館の図鑑Z 日本魚類館』 小学館 2022年 第6刷