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23年8月活動報告

こんにちは!モリサワです。
今年の夏は過酷な猛暑で苦労された方も多かったと思いますが、8月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
リニューアル以来全然記事を更新できていなかったのですが、色々な縁と経緯があって、今月関西から東海の山間部に転居しました。
転居先は築70年を超える古民家で、網戸もなく隙間の多い家屋で虫の侵入を防ぐことが難しい毎日です(泣)人間に取って昆虫は満足なコミュニケーションが取り難い相手なので悩ましいですね…。種レベルでは高度な社会性を持っていたり、驚異的な習性を観察できたりもしますが、基本はお互いに一方通行です。

そんな日々ですが、都会とは違って野生動物は豊富なので、撮影には持って来いですね!
今月はいくつかの海を重点的に取材し、フォトギャラリーでも少し紹介した、本州最南端串本の須江白野海水浴場にも10年ぶりに撮影に行くことができました。というわけで今月はお魚特集!!
各記事に掲載するための編集は全然できていないのですが、撮影したものの中から一部をご紹介したいと思います。

ヘラヤガラ
ヘラヤガラ

私が今回初めて出会った魚も少なくありませんが、このヘラヤガラもその一つで、ウマというかタツノオトシゴのような顔をしています。ヘラヤガラもタツノオトシゴも分類は同じトゲウオ目というグループに属していますね。この個体は50〜60cm程はあったと思われます。

ハコフグ
ハコフグ

あの“さかなクン”さん(敬称略さず)でお馴染みのハコフグ。

以下は須江白野海水浴場で撮影したものです。

タカノハダイ
タカノハダイ

タカノハダイは釣りでは外道扱いとされることもあるそうで、食味は美味だとかそうではないだとか、資料によっては賛否両論ですね。

チョウチョウウオ
チョウチョウウオ

南日本の海ではお馴染みのチョウチョウウオ。

ミナミハタンポ
ミナミハタンポ

福島以南の太平洋沿岸に見られるミナミハタンポ。時には数千匹にもなる群れを作ります。

メジナの群れ
メジナの群れ

冬場特に美味と言われるメジナ。こちらの群れはまだ10cmを超える程度の大きさでした。

ボラ
ボラ

水質汚染にも強いボラは都会の海や汽水でも見られ、釣れても泥臭く食べられたものではないと言われますが、それは水質の影響を受けているためで、実は美味と言われる魚です。珍味であるカラスミもこのボラの卵巣を加工したものです。
ただ、ボラの料理方法で私が随分昔に見たテレビ番組の記憶では、一度煮込んでから更に焼くというのが紹介されていました。

ブダイ
ブダイ

ブダイは成長に伴い性転換することがある魚です。こちらは30cm以上の個体。

アカエイ
アカエイ

水族館と食卓以外では初めてお目にかかり、感動しました(笑)

そして極め付けはこちら…!!

アオブダイ
アオブダイ

アオブダイです!!…といいたいところですが、肝心なところで撮影ミスがあったり、機材がうまく起動しなかったりで全体を撮影することはできませんでした(泣)

アオブダイ
オウムのような面影と戦艦のような屈強さを併せ持つ勇姿…

これらのアオブダイの写真は図鑑としては相応しくありませんが、須江白野海水浴場こんな魚に出会えますよ、ということだけご紹介したいと思います!スノーケリングするような海ではアオブダイは少し沖の深い場所で見ることがありますが、この海岸では浅い場所でも出会うことができるのがおすすめです。8月中は完全な撮影ができませんでしたが、ここの運営をされている管理人さんの話では毎日見られるそうですので、9月ももう少し通ってみる予定です!!

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