生物図鑑

シメ

  • シメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ
    撮影:兵庫県神戸市 2013年3月21日
  • シメ1
    兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ2
    兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ3
    兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ4
    兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ5
    兵庫県西宮市 2013年3月30日
  • シメ6
    兵庫県神戸市 2013年3月21日
基礎情報
学名Coccothraustes coccothraustes
大きさ全長19cm、翼開長31cm
分布・時期本州以南で冬鳥 10〜5月
生息環境平地から低山の落葉広葉樹林など
食物地上や樹上で草木の種子など

特徴・形態

非常に太い嘴とずんぐりとした体が特徴的。成鳥雄の夏羽は頭部が淡い茶褐色、後頸は灰色、 背、肩羽は濃褐色。目先、嘴の基部から喉にかけて黒色。嘴は夏羽では鉛色で冬羽の時は肉色となる。 翼は初列風切の基部が白く、飛ぶとよく目立つ。尾羽の先も白色。 雌は雄よりも全体的に色が淡い。

分布・観察時期・生息環境

ユーラシア大陸の亜寒帯温帯で繁殖し、それ以南で越冬。日本では本州中部以北と北海道で 少数が繁殖する。秋になると本州以南の暖地に移動し始める。冬場は単独で生活する事が多いが、 春の渡り期には次第に群れを作って北上していく。 平地から低山の落葉広葉樹林などに生息するが、周囲に林のある農耕地や樹林の多い市街地の 公園などでも見られる。

生態

草木の種子を好み、冬場に地上で落ち葉の間に落ちている木の実を探す姿も見られる。 大抵1羽でいることが多いが食物の豊富な場所では群れをなすことがある。

参考文献

  • 樋口広芳他 『日本動物大百科(4)鳥類Ⅱ』 平凡社 1997年
  • 森岡弘之 編集 宇田川龍男 原著 『原色新鳥類検索図鑑』 北隆館 2003年 新版
  • 真木広造 『名前がわかる野鳥大図鑑』 永岡書店 2012年
  • 中川雄三 監修 『ひと目でわかる野鳥』 成美堂出版 2012年
  • 真木広造他 『日本の野鳥650」平凡社 2014年
  • 叶内拓也他 『新版 日本の野鳥』 山と渓谷社 2014年

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