生物図鑑

カワラヒワ

  • カワラヒワ
    撮影:兵庫県芦屋市 2013年3月2日
  • カワラヒワ
    撮影:兵庫県芦屋市 2013年4月28日
  • カワラヒワ
    撮影:兵庫県芦屋市 2013年4月28日
  • カワラヒワ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年5月2日
  • カワラヒワ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年5月2日
  • カワラヒワ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年5月16日
  • カワラヒワ1
    兵庫県芦屋市 2013年3月2日
  • カワラヒワ2
    兵庫県芦屋市 2013年4月28日
  • カワラヒワ3
    兵庫県芦屋市 2013年4月28日
  • カワラヒワ4
    兵庫県西宮市 2013年5月2日
  • カワラヒワ5
    兵庫県西宮市 2013年5月2日
  • カワラヒワ6
    兵庫県西宮市 2013年5月16日
基礎情報
学名Chloris cinica
大きさ全長14cm、翼開長24cm
分布・時期本州〜九州で留鳥として一年中。北海道では夏鳥
生息環境平地〜低山の林、農耕地市街地の緑地、公園、河川敷など
食物主に草木の種子

特徴・形態

スズメと同じくらいの大きさで、全身がオリーブがかった黄緑色。頭部上面は灰色味が強い。 風切は基部が黄色く飛翔中は目立つ。嘴は肉色。成鳥雌は全体が雄より淡色。

分布・観察時期・生息環境

アジア東部に分布し、日本では本州から九州まで留鳥または漂鳥。北海道では夏鳥で、冬季は本州で越冬。 平地から低山の林、農耕地、市街地の公園、緑地、河川敷など幅広い環境に生息。

日本で3亜種が観察でき、国内で亜種カワラヒワ C.s.minor や 亜種オガサワラカワラヒワ C.s.kittlitzi が小笠原諸島で留鳥。 亜種オオカワラヒワ C.s.kawarahiba は冬鳥として渡来。

生態

から夏の繁殖期はつがいで縄張りを持ち、樹上に椀形の巣を作る。巣作りと抱卵は雌が行い、雄が雛に餌を 与える。樹上や地上で主に草木の種子を採食し、昆虫などを捕ることもある。繁殖が終わると群れを形成する。I

参考文献

  • 樋口広芳他 『日本動物大百科(4)鳥類Ⅱ』 平凡社 1997年
  • 森岡弘之 編集 宇田川龍男 原著 『原色新鳥類検索図鑑』 北隆館 2003年 新版
  • 真木広造 『名前がわかる野鳥大図鑑』 永岡書店 2012年
  • 中川雄三 監修 『ひと目でわかる野鳥』 成美堂出版 2012年
  • 真木広造他 『日本の野鳥650』 平凡社 2014年
  • 叶内拓也他 『新版 日本の野鳥』 山と渓谷社 2014年

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