スズメ科スズメ属

スズメ

学名:Passer montanus 英名:Tree Sparrow漢字名:
大きさ全長14cm、翼開長23cm
分布小笠原諸島を除く全国
観察時期一年中
生息環境平地から山地の人家周辺、市街地、農耕地、草地、河原など
食物主に草木の種子。繁殖期には昆虫やクモなど

特徴・形態

雌雄同色。額から頭頂、後頸にかけて小豆色。頸周りは白く頬に黒班がある。目先、嘴、喉は黒色。幼鳥の嘴は基部が黄色い。 背は淡い褐色で、黒い縦線が通る。胸以下の下面は白いが、全体に茶色味がかかる。大・中雨覆い黒褐色で先端に白斑があり、 翼帯となって目立つ。

分布・時期・生息環境

ユーラシア大陸の広範囲に留鳥として分布。日本では小笠原諸島を除く全国に留鳥として分布。平地から山地の人家周辺、 市街地、農耕地、草地、河原などでふつうに見られる。

生態

主に草木の種子を食べるが、繁殖期になると小さな昆虫やクモなどの動物質が増える。人家周辺、特に稲作地帯では数が多い。
繁殖期は4〜8月で、人家の軒下、瓦屋根の隙間、通風口や樹洞などに巣を作り、4〜7個の卵を産む。12日程の抱卵の後、孵化した雛は約2週間で巣立ち、10日間は親から給餌を受ける。

参考文献
  • 樋口広芳他「日本動物大百科(4)鳥類Ⅱ」 平凡社 1997年
  • 森岡弘之 編集 宇田川龍男 原著 「原色新鳥類検索図鑑」2003年 新版
  • 真木広造「名前がわかる野鳥大図鑑」永岡書店 2012年
  • 中川雄三 監修「ひと目でわかる野鳥」成美堂出版 2012年
  • 真木広造他「日本の野鳥650」平凡社 2014年
  • 叶内拓也他 「新版 日本の野鳥」 山と渓谷社 2014年

写真撮影
図1〜8:山川詠司