生物図鑑

スズメ

  • スズメ
    撮影:兵庫県西宮市 2012年12月29日
  • スズメ
    撮影:兵庫県西宮市 2012年12月29日
  • スズメ
    撮影:兵庫県芦屋市 2013年5月15日 木の実をついばむ
  • スズメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年9月5日 蓮の葉の上に降りた幼鳥
  • スズメ
    撮影:兵庫県芦屋市 2013年1月19日 群れの一羽が撮影者を伺っている
  • スズメ
    撮影:兵庫県西宮市 2013年3月8日
  • スズメ1
    兵庫県西宮市 2012年12月29日
  • スズメ2
    兵庫県西宮市 2012年12月29日
  • スズメ3
    兵庫県芦屋市 2013年5月15日 木の実をついばむ
  • スズメ4
    兵庫県西宮市 2013年9月5日 蓮の葉の上に降りた幼鳥
  • スズメ5
    兵庫県芦屋市 2013年1月19日 群れの一羽が撮影者を伺っている
  • スズメ6
    兵庫県西宮市 2013年3月8日
基礎情報
学名Passer montanus
英名 / 漢字Sparrow / 雀
大きさ全長14cm、翼開長23cm
分布・時期小笠原諸島を除く全国で一年中
生息環境平地から山地の人家周辺、市街地、農耕地、草地、河原など
食物主に草木の種子。繁殖期には昆虫やクモなど

特徴・形態

雌雄同色。額から頭頂、後頸にかけて紫褐色。頸周りは白く頬に黒斑がある。目先、嘴、喉は黒色。幼鳥〜若鳥の嘴は基部が黄色い。 背は淡い褐色で、黒い縦線が通る。胸以下の下面は白いが、全体に茶色味がかかる。大・中雨覆いは黒褐色で先端に白斑があり翼帯を成す。

分布・観察時期・生息環境

ユーラシア大陸の広範囲に留鳥として分布。日本では小笠原諸島を除く全国に留鳥として分布。平地から山地の人家周辺、 市街地、農耕地、草地、河原などでふつうに見られる。

生態

主に草木の種子を食べるが、繁殖期になると小さな昆虫やクモなどの動物質が増える。人家周辺、特に稲作地帯では数が多い。繁殖期は4〜8月で、人家の軒下、瓦屋根の隙間、通風口や樹洞などに巣を作り、4〜7個の卵を産む。12日程の抱卵の後、孵化した雛は約2週間で巣立ち、10日間は親から給餌を受ける。

参考文献

  • 樋口広芳他 『日本動物大百科(4)鳥類Ⅱ』 平凡社 1997年
  • 森岡弘之 編集 宇田川龍男 原著 『原色新鳥類検索図鑑』 北隆館 2003年 新版
  • 真木広造 『名前がわかる野鳥大図鑑』 永岡書店 2012年
  • 中川雄三 監修 『ひと目でわかる野鳥』 成美堂出版 2012年
  • 真木広造他 『日本の野鳥650』 平凡社 2014年
  • 叶内拓也他 『新版 日本の野鳥』 山と渓谷社 2014年

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