ツバメ

今月の動物

ツバメ

春になると繁殖のため北海道南部から種子島までに、南方から渡来するおなじみの野鳥ツバメ。
市街地では軒下に巣を作り、雛に餌をせっせと運んでいるところを見かけることも多いと思います。河原で昆虫などの餌取りにしても、餌を与えてるとき以外はひっきりなしに飛んでいて、休む時でも見渡しのいい電線など高いところに止まるばかりで、地面に降りることはないのかとよく思わされます。しかし、地面に降りなければどうしようもないときというのが必ずあるはず。それが巣材を集めるときです。
ツバメは人家の軒下に泥や枯れ草を固めた椀上の巣を作りますが、写真はまさにその巣材を集めている最中と考えられます。殊に、「地面に降りたツバメを観たい」ということがあるなら、この時期に河原や海辺で干潟のようになっている場所を散策するのも手かも知れません。
(→図鑑で見る

ムラサキツメクサ

今月の植物

ムラサキツメクサ

この時期にシロツメクサとならんで、河原の草地を彩るのがこのムラサキツメクサです。
江戸時代にヨーロッパから家畜の餌とする牧草として輸入されたのがはじまりで、それが全国で帰化したのはただ時間をかけて広がっていったのではなく、国策として積極的に導入したことに原因があると言われています。 シロツメクサとは属レベルでのつながりを持ちますが、本種の特徴は花の色のみならず、地を這うようにして広がるシロツメクサに対して、本種は数10cm程度の丈を持つことも挙げられます。
また本種中の有効成分、特にイソフラボンは大豆の10〜20倍の含有量を持つといわれ、食品、医薬品など様々な形で利用されています。

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