コサギ

今月の動物

コサギ

日本でシラサギとよばれるものはダイサギ、チュウサギ、コサギなどを指しますが、本州以南で留鳥として生息するコサギは、他のものと比べて見られる機会が多いでしょう。名の通りシラサギ類の中では体が小さいことも特徴ですが、一年を通して嘴が黒いことと、足は全体が黒く指の部分のみが黄色いので見分けが容易です。また、この時期になると目先が赤くなり婚姻色を現し始めます。
シラサギ類は山奥の渓流などよりも、都市部の河川や海辺の方でよく観察できます。鳥類の中でも、また日本の野生生物の中でも体の大きいこれらのグループは、都市部に住んでいてこれまで野生生物に親しむことの少なかった人達への興味のきっかけになるのではないでしょうか。

クサイチゴ

今月の植物

クサイチゴ

全国で広く見られ、3月から4月にかけて山林の薮で白い花を咲かせているのが目立ちます。名前には「クサ」いう言葉が入っていますが、本種は木本(もくほん)、つまり樹木の仲間であり、草本(そうほん)にはない特徴として、草の茎に相当する幹が年々成長し、より強固に、太くなっていくという性質を持ちます。
5月になると白い花びらの落ちた中心部が成長し、赤い実をつけるようになります。食用にもなりますが、お店で売られるイチゴような優れた味や食感は期待できないので、そのまま食べるよりも加工してジャムなどにする方が良さそうです。

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